株式会社後藤重

株式会社後藤重
HELLO

後藤重は愛知県清須市のランドセル製造会社です

後藤重は愛知県清須市にあるランドセルの製造・販売会社です。
大正14年の創業から90年以上、子供たちの笑顔に支えられて歩んでまいりました。古き良き日本の縫製技術を大切に、最新のトレンドも取り入れながら、子供たちの夢をのせるランドセルを作り続けています。

HISTORY
(初代重治郎と二代目鋭一)

創業は大正14年。長い歴史の中で培われた技術を継承しながら、新しいスタイルやトレンドを柔軟に取り入れた製品づくりを心がけています。スタッフやその子供たちの意見も重要な財産。いつも子供たちのそばにありつづけることで、使いやすくて思い出に残るランドセルを生み出し続けています。

CONCEPT

後藤重のランドセルは、その制作工程のほとんどが手作業で行われています。機械を介してはいますが、基本的には裁つ、漉く(すく)、縫う、検品などの製作工程はすべて人の目を介して行っています。子供たちの目に触れ、手に触れるものだから。その安全性を考慮して、ひとつひとつ丁寧に職人たちが作り上げています。

CRAFT

牛革から作られるランドセルは、天然素材ならではの個体差があります。例えば、生前についた傷跡。血管や骨の痕跡。そういった素材の風合いを時には生かしながら、時には省きながら仕立ててゆくのが職人の手業です。一枚一枚が二度と出会うことのない生き物の「命」。その命の風合いが職人の手さばきでランドセルへと形を変えてゆきます。

FACTORY

工場の中では、約50人の職人が役割を分担しながら製作工程を担っています。スタッフのほとんどが女性であり、お母さん。夏休みなどの長いお休みの際には、子供たちが工場に訪れてお母さんの足元で絵を描いたり、遊んだり、宿題をしたりと、ほのぼのとした光景が繰り広げられます。キャリアの長いスタッフも多く、お昼休みもみんなで食事をとったりと、仲の良い職場です。子供のものを作っている会社だからこそ、お母さんが働きやすく、長く続けられる職場でありたい。そんな精神の宿る会社でありたいと思っています。

STORY

昔、「病気を患っている孫のために、軽いランドセルを作ってください」というご注文がありました。お孫さんは重い患いで入学式まで生き長らえることができるかどうかさえわからなかったそうです。でもランドセルを背負った孫の姿が見たいと思われたのでしょう、その願いに応えようと、みんなで限界まで革を漉(す)いて、漉いて、市場には決して出回らないような超軽量ランドセルを作ったことがありました。最後には涙で縫うこともままならず、社長に縫製をお願いしたことも。ランドセルは夢と希望の塊です。そんな素敵なものづくりに関わることができるだけで、嬉しいですね。

私たちは、ランドセルを通して日本の幸せと家族の未来を応援し続けます。

We will continue to support Japan's happiness and the future of our family through school bags.

GREETING

ランドセルは日本の文化。幸せのシンボルを後世に伝える職人を育てたい。

弊社は大正14年、初代・重治郎が柳行李(やなぎこうり)の卸問屋として創業しました。創業当時はケースから鞄までいろいろなものを扱っていましたが、戦前、重治郎が営業に出かけて留守にしていたときに店が取り込み詐欺の被害に合ってしまい、「卸売りはリスクが高い」ということでメーカーへと舵を切りました。
ランドセルの専門メーカーになったのは2代目の鋭一の時代です。第二次ベビーブームでランドセルの需要が高かった。当時はとにかく大量生産。ストップウォッチを持って1本つくるのに何分何秒かかるかというスピード勝負の時代でした。
しかしそんな時代は長くは続かないものです。3代目の私の時代には大手との価格競争も激化し、業績は急速に悪化。とても苦しい時代となってしまいました。
「自分たちに何ができるか。」苦しみの中で立ち止まったときに、手の中にあるランドセルの価値について考えました。

ランドセルは、人生の節目を飾る商品です。小さな赤ちゃんが生まれて、よちよち歩きで育っていって小学校に入る。そこに至るまでの6年間に、いくども風邪をひいたり、ケガをしたりするわけですよね。親御さんのご苦労は並々ならないものがある。それがやっと学校の校門をくぐるまでに大きくなった。それはかけがえのない喜びであり、その喜びのひとつの形がランドセルなんです。ランドセルはまさに幸せのシンボル。そのときに、自分たちはひとつひとつ心を込めてランドセルを作ろうと。職人魂のようなものが揺さぶられた瞬間でした。

ランドセルはもう一つ、日本独自の文化でもあります。小学生といえばランドセル。その象徴ともいえる存在を守り抜いていくために、私たちのような職人が努力を続けていかなければならないとも思っています。
幸せのシンボルが、いつまでも日本人の目に焼き付いていることを願って。
私たちはこれからも、ランドセルを作り続けます。

株式会社後藤重 代表取締役 後藤勝

夢と希望を詰め込んで―

後藤重は、ランドセル製造を通して、社会貢献と教育参加を目指します。

RECRUIT

私たちと一緒にお仕事をしてくれるスタッフを募集しています

■■■正社員■■■

募集職種: 製造・管理・設備・パート管理・仕入れ など
時間:9:00~18:00(実働8時間)
休日:隔週休2日(土日祝)・夏季・年末年始・有給

・未経験でも大丈夫ですが、手作りなど細かい作業が好きな方が優遇されます。
・忍耐強く物事に取り組める方大歓迎!

■■■パート■■■

募集職種: ランドセル製造・部品作り(ラベル付け・包装等)・ミシン縫製 など
・1日5h〜働ける方。応相談
・素人の方も歓迎いたします
・各種手当多数あり(ミシン縫製・技術・職場など)

■■■内職■■■

募集職種: ランドセル部品製造ミシン・ランドセル部品の手縫い
・ミシンなどの機械は無償で貸し出し致します
・未経験の方には丁寧に指導いたします

株式会社 後藤重
連絡先: 052-400-6666
メールアドレス: info@gotoju.net
詳細はお問い合わせください

鷲見さん(入社35年)

この仕事は生きがい。いるだけで楽しい職場です。ランドセルの余り地で小物を作ってみんなに渡したり、若い人に少しずつ技術を教えたり。そのひとつひとつが希望であり、未来のある仕事だと思っています。ずっと続けていけたらそれだけで嬉しいですね。

境田さん(入社1年)

もともとものづくりや機械いじりが好きだったのですが、会社見学に来た際の、わきあいあいとした雰囲気にひかれて入社しました。工程がたくさんありひとつひとつを覚えるのは大変ですが、一人でできるようになったときは嬉しかったです。これからも、やさしく、大切に作るように心がけていきたいです。

お問い合わせ
052-400-6666

お問い合わせはお気軽にどうぞ。
(営業時間 9:00~17:00)

HISTORY
戦後すぐ頃の重治郎と鋭一
昭和の中頃の工場内
昭和の中頃の工場内
昭和の中頃の工場内
丁稚の職人とミシン
現在の清洲工場の敷地
店舗営業当時
HISTORY
大正14年 名古屋市末広町(現名古屋市中区)に初代・後藤重治郎が柳行李(やなぎこうり)の卸問屋として創業
名古屋市武平町(現名古屋市東区)に移転
昭和20年 戦火を逃れるため清洲下本町に疎開
昭和32年 株式会社として設立
昭和39年 現在の清須市清洲に移転
昭和52年 2代目鋭一が社長に就任
平成13年 3代目勝が社長に就任
ACCESS
株式会社後藤重

愛知県清須市清州2625番地

名鉄「新清州」駅より徒歩10分

TEL 052-400-6666
MAIL info@gotoju.net